唇のアートメイクとは?施術方法・カラー・失敗時の対処法
「唇の色がくすんでいて老けて見える…」
「口紅を塗るとすぐカサついて、リップメイクを楽しめない…」
唇のアートメイクは、そのようなお悩みにアプローチする美容施術です。唇に直接色素を注入することで、理想の唇に近づけることを目指します。
すっぴんでも血色を感じやすい仕上がりを目指す方が、多く見られます。
本記事では、唇アートメイク未経験の方に向けて、唇アートメイクとはどのような施術なのかを丁寧に解説します。不安や疑問を解消し、理想の唇を目指しましょう。
唇のアートメイクとは?

まずは、唇のアートメイクがどのような施術か、どの程度色もちするのかを解説します。
唇のアートメイクの特徴
唇のアートメイクは、メイクをしていないときでも、血色感のある唇を目指せる美容施術です。
専用の針を使って、唇の皮膚に直接色素を注入します。クレンジングオイルや食事によるリップカラーの色落ちが起こりにくく、何度もメイク直しをする手間を軽減します。
針を使用すると聞くと痛みに不安を感じてしまいますが、施術の際には痛みを軽減するための麻酔を使用します。痛みが強い場合には麻酔を調整することも可能です。
唇のアートメイクは、1回の施術で理想の色味に仕上がることは少なく、2回以上に分けて入れることで希望の色味に近づけていきます。一見、実現が難しそうなカラーを希望する場合も、時間をかけて少しずつ調整していくことで、希望に近い仕上がりを目指せます。
唇アートメイクの施術にかかる時間は1時間程度です。美容クリニックや歯科クリニックで受けられます。
色持ちの期間
唇アートメイクの色持ち期間は個人差がありますが、一般的に1年〜3年程度です。
眉などの他の部位と比べて色素が定着しにくい傾向があるため、1年程度で色が薄くなる場合があります。
唇のアートメイクは時間とともに薄くなっていきます。色持ちを長くするには、定期的にリタッチを受けることが望ましいとされています。複数回受けることで徐々に色素が安定していく傾向です。
また、施術前後の保湿ケアを入念にすることも、色持ちをよくするうえで役立つとされています。唇が乾燥した状態は色素の入りが悪くなり、定着しにくくなります。
カラーの種類

唇のアートメイクに使用されるカラーは、コーラル系・ピンク系・オレンジ系・ヌーディー系など豊富にあります。取り扱っているカラーバリエーションはクリニックによって異なるため、事前に確認をしてから予約すると安心です。
幅広い種類がある中でも「ピンク系」を選ぶ人が多く見られます。すっぴんでも色味が浮かないよう、自然な印象を与える色味が好まれる傾向です。
思うような色味ではなかった場合、色味の変更は可能ですが条件があります。たとえば、色味を濃く入れすぎてしまったり、オーバーリップ気味に入れたりした場合、色味の変更が容易ではありません。このような事例では色味を変更するために、一度色素を除去する施術が必要になる場合があります。必ずしも変更できるわけではないため、どのような色にするか慎重に選ぶことが大切です。
THE ARTMAKE TOKYOでは、唇の色味や肌トーンをもとに、適したカラー提案を行っています(※提案内容には個人差があります)。自分に似合う色がわからない方でも、お気軽にご相談ください。色味は、アーティストが提案した中から選択できます。
>>THE ARTMAKE TOKYOの唇アートメイクについて知りたい方はこちら
唇アートメイクの費用相場

唇アートメイクの費用相場は、約5.5万〜25万円です。施術料金はクリニックや地域などによって異なります。
施術費に含まれる項目内容もクリニックによって異なりますが、一般的には以下のとおりです。
- 初診料・再診療
- カウンセリング代
- 指名料
- 麻酔代
- パッチテスト代
- 処方箋代
THE ARTMAKE TOKYOの「エターナルリッププラン」では、89,000円/1回分、160,000円/2回分で施術を受けられます。また、費用を抑えたい方に向けてモニター価格(128,000円/2回分)も用意しております。モニター価格の詳しい条件等はクリニックまでご確認ください。
唇アートメイクのダウンタイム

唇のアートメイクは、唇に専用の器具で色素を注入する施術のため、ダウンタイムが発生します。ダウンタイム期間は、おおよそ1週間です。ダウンタイム中に見られる症状には個人差があります。
ここでは一般的に見られる症状や、ダウンタイム期間中の過ごし方をお伝えします。
ダウンタイムの経過
施術当日は唇が腫れてぷっくりし、2日目に腫れ感のピークを迎えます。色味は完成形よりも濃い目です。皮がむけると色も馴染むようになるため、慌てずに様子を見るようにしてください。
施術から3日後には皮むけが見られます。皮むけが落ち着くのを待ちながら、丁寧に保湿をしましょう。
施術から1週間経過すると、完成の色味に近づき、腫れや痛みも落ち着いてきます。2回目の施術までの1か月間は唇の状態が不安定のため、色味の変化を感じる方もいます。
ダウンタイム中の過ごし方
ダウンタイム中は、刺激物や色素沈着しやすい食べ物に注意が必要です。施術直後の唇はデリケートな状態です。熱いものや辛いもの、スパイスが効いた刺激物は痛みを感じやすいため避けるのが望ましいとされています。
カレーやコーヒーといった色素沈着しやすい飲食物も、ダウンタイム中は控えるのが安心です。まだ色素が定着しておらず、色味が変化する恐れがあります。どうしてもコーヒーを飲みたいときは、ストローを使用して、なるべく唇にコーヒーが触れないようにしましょう。
リップメイクは、施術後1週間は控えてください。色素の定着が不安定な状態でリップを塗布すると色味が変化する可能性があります。
ダウンタイム期間は、唇のデリケートな状態を元の状態に整えることが大切です。処方された軟膏を塗って保湿ケアをしましょう。塗るタイミングや回数は、クリニックの指示に従ってください。
また、ダウンタイム中は口唇ヘルペスを防止するため、THE ARTMAKE TOKYOでは施術後4日間、内服薬を服用をお願いしています。
唇アートメイクは失敗したら取り返しがつかない?

「唇のアートメイクで失敗したらどうしよう…」と、失敗が怖くてアートメイクへのチャレンジを躊躇ってしまいますよね。
唇のアートメイクで失敗してしまった場合、主に3つの修正方法があります。
ここでは、よくあるトラブルの例や修正方法について解説します。
唇アートメイクでよくある失敗例
唇アートメイクにおいて、以下のような失敗例が見受けられます。
- 希望の色味にならない
- 色ムラがある
- 色が濃すぎてしまった
「コストを重視してクリニックを選んだ」「元の唇の色と相性が悪い色味を選択してしまった」「ダウンタイム中のケアが適切ではなかった」などが原因とされています。
満足のいく仕上がりを得るためには、施術実績が豊富なクリニックを選び、自分の肌や唇の色との相性を考えて色味を選ぶことが大切です。
失敗したときの修正方法

万一失敗したとしても、修正を検討できる場合があります。ただし、中には失敗ではなく、経過の一部の場合もあるため、慎重に見極めることが大切です。
ここでは、失敗したかも?と思った際の対処法について解説します。
リップメイクで様子を見る
施術から1か月程度は色むらや色の濃さがでやすく、失敗したと勘違いしやすい期間です。時間の経過とともに徐々に落ち着くこともあるため、慌ててリタッチや除去手術を受けずに様子を見ましょう。
どうしても色ムラや濃さが気になる場合は、唇への負担が少ないコスメでカバーしてみましょう。使用するコスメは、自然由来の原材料を使用しているものや、石鹸やお湯ですぐにオフできるものが望ましいとされています。
修正施術を受ける
以下のような場合は、リタッチによる修正を検討できます。
- 仕上がった色が理想より薄かった
- すぐに色落ちしてしまった
THE ARTMAKE TOKYOのリタッチ費用は、リタッチまでの期間で費用が異なります。最終施術日から3か月以内は35,000円、最終施術日から2年以内は55,000円で対応しています。
除去施術を受ける
除去施術では、以下のような場合に検討されます。
- 色が濃すぎた
- オーバーリップすぎた
- 色味が理想とかけ離れた
カラーの除去には除去液やレーザーなどを用いるため、除去施術後は腫れや赤み、傷跡が残る可能性があります。また人によっては、施術後同様に1週間程度のダウンタイムがともなう場合があります。
唇アートメイクでどう変わる?メリットとは?

唇のアートメイクの主なメリットは以下の3つです。
- コンプレックスの解消で前向きになれる
- 朝のメイク支度が楽になる
- メイク落ちを気にしにくい傾向がある
1つずつ詳しく解説します。
コンプレックスの解消で前向きになれる
「リップメイクのカラーが見たままの発色をしない」「素の唇は血色が悪く見える」といった悩みを抱える方にとって、唇のアートメイクは、自分に合った色味で見た目の印象を整える施術です。
通常のメイクとは異なり、持続期間中はリップカラーが落ちにくく、理想の色味をキープしやすくなります。
すっぴんでも自然な血色感が加わることで、表情の印象が明るく見え、自信を感じる方もいます。
朝のメイク支度が楽になる

朝は出勤や子供の送迎などの支度でバタバタしがちです。唇のアートメイクは朝のメイク支度にかかる時間を軽減する助けになります。
たとえば、選ぶ色味によっては、リップメイクをせずともメイクしたように見せられ、リップクリームだけで済ませられます。
また、口紅やリップの発色を引き立てやすくなり、カラーコントロール下地を仕込む手間を省ける点もメリットです。
メイク落ちが気にならない
唇のアートメイクは、水や汗で落ちにくいとされています。アートメイクを施しておけば、メイク落ちを気にせず食事やデート、イベントの時間を過ごせるのが特徴です。
リップを塗り直す手間も少なくなり、仕事の休憩後などにメイク落ちを気にする不安が軽減される場合もあります。
唇のアートメイクで自分を変えるなら「THE ARTMAKE TOKYO」
唇のアートメイクは、メイク時間を短縮しながら理想の唇を長期間キープしやすい施術です。すっぴんでも血色感を保てるため、朝の準備が楽になったり、印象を明るく見せやすくなります。
唇アートメイクの仕上がりは、色味の選び方や施術回数、ダウンタイム中の過ごし方が大きく左右します。特に初めて受ける方は、信頼できるクリニックを選び、施術実績のあるアーティストに相談することが大切です。
THE ARTMAKE TOKYOでは、一人ひとりの唇の色やくすみ、肌の色に合わせて最適な色味を提案します。経験豊富なアーティストが一人ひとりに合わせた施術を行うため、初めての方でもご相談いただけます。THE ARTMAKE TOKYOで唇の印象を整え、自分の魅力をより引き出すきっかけにしてみてください。