アートメイクを消す方法・消し方を徹底解説!リスクや選び方も合わせて紹介

2025/11/25

「以前入れたアートメイクのデザインがなんだか変。」
「アートメイクを消す方法ってどんなものがあるの?」

 

このように思っていませんか?

アートメイクを消す方法は大きく分けて、「レーザー除去」「除去液」「切除手術」「色素を足す方法」の4つがあります。ただ、ほとんどの場合はレーザー除去が用いられます。

 

この記事では、アートメイクを専門に取り扱うジ・アートメイク東京の医師が、アートメイクを消す方法について詳しく解説します。

 

ぜひ最後までご覧いただき、今お悩みのアートメイクを好みの眉毛に近づけるための知識をつけてください。

 

 

アートメイクを消したいと思ったら

アートメイクを「消したい」と思った場合、応急処置としてメイクや帽子で隠す方法がありますが、根本的な改善にはつながりません。

 

セルフで消すことは難しいため「消したい」「薄くしたい」と思った方は、医療機関でアートメイク除去を検討しましょう。

 

 

アートメイクを消す4つの方法・消し方

THE ARTMAKE TOKYO 西川医師

アートメイクを消す方法は大きく分けて4つです。ここでは、アートメイクの消し方を詳しく紹介します。

 

・レーザー除去
・除去液(除去剤)
・切除手術
・色素を足す方法

 

なお、アートメイクの状況によっては完全に消すのが難しいケースがあるので、専門のクリニックであらかじめ相談することをおすすめします。

 

レーザー除去

アートメイクを消す方法の中でも、もっとも多く取り入れられているのがレーザーを使ったアートメイク除去です。ピコレーザーなどの専門機器を使用し、皮膚に入った色素を細かく分解して代謝での排出を促します。

 

レーザー除去にかかる費用は、一般的に約25,000円〜100,000円ほどが目安です。

 

必要な回数は1〜10回以上と幅があり、入れ直しを予定している場合は、最小限の照射回数で済むよう、アートメイクの除去とアートメイク施術(入れ直し)の両方に精通しているクリニックの受診がとくにおすすめです。

 

ダウンタイムについては、使用するレーザーの種類によって期間や症状が異なります。赤み・腫れ・水ぶくれなどがみられることもありますが、個人差がある点は理解しておくことが大切です。

 

当院ではピコレーザーを用いたアートメイク除去を提供しています。ダウンタイムへの配慮を徹底し、状態に合わせた施術をご提案していますので、気になる方はぜひ一度ご相談ください。

>> THE ARTMAKE TOKYOのアートメイク除去について見てみる

 

除去液(除去剤)

除去液は、アートメイクの入っている部分に専用のクリームをつけ、アートメイクの色素を分解し薄くする方法です。比較的新しく、浅い層のアートメイクに向いているといわれています。

また、レーザー除去では薄くするのが難しい色を除去できる可能性があります。

 

除去液を使用した除去は、ダウンタイム時に赤み、腫れ、皮むけなどのリスクがあるため注意しましょう。

 

なお、現在は除去液を使った除去法は減っており、一般的ではありません。

 

切除手術

アートメイクを入れた部分を切り取り、縫合する手術です。レーザーで消せないアートメイクやレーザー除去ができない箇所に用いる方法です。

 

切除手術は、1回の治療でアートメイクを消せるメリットがありますが、手術の傷跡が残ります。

 

ダウンタイムも長くなるため、慎重に検討しましょう。

 

色素を足す方法

色素を足す場合は、一般的なアートメイクの施術と同じ方法です。肌に近い色素で、現在のデザインを目立たなくさせます。

 

肌への負担は比較的少なくすみます。しかし、施術後の色が気にいらなかった場合、レーザーによる除去ができない点には注意が必要です。

 

また色素でカバーする場合は肌色を重ねることが多いですが、白色はレーザーを照射した場合、黒色変化が起こる可能性が高くなるので、肌色でのカバーは慎重になる必要があります。

 

 

アートメイクを消すときはどの方法を選べばいい?タイプ別に解説

アートメイク除去

ここでは、現状の眉アートメイクのタイプに適したアートメイクの消し方をお伝えします。以下の表を参考にしてください。

 

アートメイクの状態

アートメイクの消し方

色が濃すぎる

・レーザー除去

・除去液(除去剤)

全体または広範囲の除去

・レーザーによる部分除去

・レーザー除去+アートメイクの入れ直し

ダウンタイムが気になる

・レーザー除去

毛並み1本〜数本単位の修正

・レーザーによる部分除去

・色素を足す方法

レーザー除去で消えない

・切除手術

・除去液(除去剤)

 

適切なアートメイクを消す施術には個人差があるため、自己判断せず専門のクリニックに相談するのがおすすめです。

 

 

アートメイクレーザー除去の症例を紹介

ここでは、当院で行ったレーザーを使ったアートメイク除去の症例を紹介します。(他院修正)

 

灰色のアートメイク

アートメイク除去
一回の照射でほとんど目立たなくなったアートメイク(※個人差があります)

 

施術名

西川式アートメイク除去

施術の詳細

ピコレーザーによるレーザー照射で色素を破壊し、アートメイクを薄くする施術

料金

片眉1回あたり19,800円(モニター価格)

片眉1回あたり24,800円(通常価格)

計1回

※自由診療となります

施術後のダウンタイム

水疱、赤み、炎症後色素沈着、色素脱失、脱毛、痒み、腫れ、熱感、内出血、などを生じることがあります。

※個人差があります

担当医師

銀座院:西川医師、常勤医師(レーザー担当)

 

2本になったアートメイク

アートメイク除去 2本
17年前に入れたアートメイクの上から再度アートメイクを入れたゲスト様。2本に別れたアートメイクを除去しました。

 

施術名

西川式アートメイク除去

施術の詳細

ピコレーザーによるレーザー照射で色素を破壊し、アートメイクを薄くする施術

料金

片眉1回あたり19,800円(モニター価格)

片眉1回あたり24,800円(通常価格)

計1回

※自由診療となります

施術後のダウンタイム

水疱、赤み、炎症後色素沈着、色素脱失、脱毛、痒み、腫れ、熱感、内出血、などを生じることがあります。

※個人差があります

担当医師

銀座院:西川医師、常勤医師(レーザー担当)

 

10年以上前に入れたアートメイク

アートメイク除去 濃い
10年以上前に入れたアートメイクを4回の照射で除去しました。(※個人差があります。)

 

施術名

西川式アートメイク除去

施術の詳細

ピコレーザーによるレーザー照射で色素を破壊し、アートメイクを薄くする施術

料金

片眉1回あたり19,800円(モニター価格)

片眉1回あたり24,800円(通常価格)

計4回

※自由診療となります

施術後のダウンタイム

水疱、赤み、炎症後色素沈着、色素脱失、脱毛、痒み、腫れ、熱感、内出血、などを生じることがあります。

※個人差があります

担当医師

銀座院:西川医師、常勤医師(レーザー担当)

 

毛並み1本を除去

アートメイク除去 眉頭
眉頭にあるアートメイクの毛並み1本を除去しました。

 

施術名

西川式アートメイク除去

施術の詳細

ピコレーザーによるレーザー照射で色素を破壊し、アートメイクを薄くする施術

料金

片眉1回あたり19,800円(モニター価格)

片眉1回あたり24,800円(通常価格)

計1回

※自由診療となります

施術後のダウンタイム

水疱、赤み、炎症後色素沈着、色素脱失、脱毛、痒み、腫れ、熱感、内出血、などを生じることがあります。

※個人差があります

担当医師

銀座院:西川医師、常勤医師(レーザー担当)

 

 

アートメイクを消す際に注意すべきリスク

アートメイク

アートメイクを消す際、以下のリスクが起こる可能性があるので注意が必要です。

・完全に消すことが難しい場合がある
・色素の種類によって反応しにくい場合がある
・色ムラや黒色変化が起きることがある
・ダウンタイムが起こることがある
・眉毛が白くなることがある

 

それぞれ見ていきましょう。

 

完全に消えない可能性がある

アートメイクの色素が入っている位置は、皮膚の浅い層〜深い層まで個人差があります。

レーザーで薄くできたとしても、完全に除去しきることが難しい場合があります。

 

特に、深い位置にアートメイクの色素が入り込んでいる場合、複数回の治療が伴うこともあるでしょう。

 

その場合は、メイクでカバーできる薄さにすることを目標に据えるなどすることが大切になることがあります。

 

色素の種類によって反応しにくい場合がある

アートメイクでは複数の色素を使用しています。当院では、多数の色を除去できるピコレーザーを取り扱っています。

 

レーザー照射時の色の変化を確かめるためのテスト照射(2〜3ショット)を行っています。どんな色に変化するか不安な方はぜひご相談ください。

 

色ムラや黒色変化が起きることがある

レーザー照射後、色素が一時的に黒く見える「黒色変化」 が起こることがあります。アートメイクの色が反応し、黒く変化する現象です。

 

また、入っている色素の深さや過去のアートメイクを複数回繰り返しているなどの状況により、色ムラが起こる可能性もあります。

 

ただ、ほとんどの場合は追加照射で解消される可能性が高いです。

 

関連記事:過去のアートメイク除去で眉毛が黒い女性|自然に馴染む色への他院修正

 

ダウンタイムが起こることがある

いずれの除去方法もダウンタイムが起きる可能性があります。とくに切除手術は術後のダウンタイムが長引くことがあるでしょう。

 

当日や翌日になるべく大切な予定を入れないように気をつけましょう。ただし、レーザー除去の場合はほとんどの場合、翌日からメイク可能です。

 

眉毛の脱色が起こることがある

最終的な色味である黄色に対して照射を行う際は、眉が白くなります。

 

そのため当院では必要時、アーティストとも連携し、本当に黄色まで除去が必要なのか確認を行い、本当に必要な時にのみ照射を行います。

 

なお、白くなった眉は通常、1〜2ヶ月で生え変わりますが、ごくまれに永久脱毛するケースがあるので、当院では入念な説明を行っています。

 

 

アートメイクを消したいと思ったときのクリニックの選び方

THE ARTMAKE TOKYO

アートメイクを消したい場合、医療機関のみ除去施術が可能です。
クリニックを選ぶ際は、レーザー機器の種類、医師の症例数などをチェックしましょう。

ここでは、後悔しないための医療クリニックの選び方を解説します。

 

1.レーザーや施術の種類で選ぶ

アートメイク除去に使用するレーザーには、ピコレーザーやYAGレーザーなど複数種類があります。

 

レーザーの種類によって、

・反応しやすい色素
・ダウンタイム
・必要回数
・仕上がり

 

が異なるため、使用している機器を明記しているクリニックを選びましょう。

 

2.症例が充実しているか

アートメイク除去の仕上がりは、施術者の経験値によって大きく左右されます。そのため、検討中のクリニックのホームページやSNSで症例を確認してみましょう。

症例が多く用意されているクリニックは「どんな仕上がりになりやすいか」がイメージしやすくなります。

 

3.テスト照射や色素の診断ができるか

初めて除去する場合、色素の種類や過去のアートメイクの施術内容によって色の変化が予測しにくい場合があります。

 

色の変化で後悔しないためにも、クリニックを選ぶ際は以下をチェックしてみてください。

 

・テスト照射
・カウンセリングでのリスク説明

 

アートメイクが気になっている方は、まずはカウンセリングを受け、自身のアートメイクがどんな状況なのか、どんな消し方が適切なのか確認することから始めましょう。

 

4.アートメイクの入れ直しが可能か

アートメイクを消すだけでなく、デザインの修正や入れ直しを希望する場合は、除去と入れ直しを一貫して対応しているクリニックを検討しましょう。

 

アートメイクの入れ直しの場合「消すこと」を目的にしている場合よりも、除去の施術回数が少なく済む可能性があります。

 

5.料金形態が明確か

アートメイク除去は回数がかかることが一般的なので、料金体系が明確かどうかを問い合わせやカウンセリング時に確認しましょう。

・1回料金
・コースの有無
・麻酔代の有無
・キャンセル料

などの項目をチェックして、無理な勧誘や誘導がないクリニックを選びましょう。

 

 

アートメイクを消す方法は状態に合わせた選択が大切

アートメイクを消す方法には、レーザー除去・除去液・切除手術・色素を足す方法など、複数の選択肢があります。どの方法が適切かは「色素の種類」や「仕上がりの希望」によって異なりますが、レーザー除去が最もお肌に優しく、一般的な方法です。

 

また、ダウンタイムなどのリスクも忘れてはいけません。

 

「できるだけキレイに消したい」とお考えの方は、状態を確認したうえで丁寧にカウンセリングしています。まずは、お気軽にぜひアートメイク専門のジ・アートメイク東京にご相談ください。

>> THE ARTMAKE TOKYOのアートメイク除去について見てみる

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この記事を書いた人

Dr.ダイチが所属する
医療アートメイク院

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