アートメイク色素を徹底解説!基礎から色選びに失敗したときの対処法まで

「思っていた仕上がりと違った…」
「色が変わってきて鏡を見るたびに落ち込む」


このように、過去のアートメイクを後悔していませんか?

 

眉の形や色は顔の印象を大きく左右するパーツ。わずかな違和感でも毎日のストレスになりがちです。とくにアートメイクの「色素」の選び方ひとつで、数年後の見た目や気分まで大きく変わってしまうこともあります。

 

この記事では、アートメイク色素の基礎知識から、よくある失敗パターンや対処法、実際の除去・再施術の症例までを解説します。

 

 

アートメイクの色素の基礎知識

はじめに、アートメイクに使われる色素の基本的な仕組みや種類、持続期間や定着に関わるポイントまでを見ていきましょう。

 

アートメイクの色素とは?

アートメイクは、皮膚のごく浅い層(真皮の浅層部)に専用の色素を入れる施術です。タトゥーのように深い層にインクを入れるわけではないため、ターンオーバー(肌の代謝)によって少しずつ色が薄れていきます。

 

アートメイクはタトゥーのように永久的ではなく、肌質や生活習慣によって色素の定着には個人差があります。とくに脂性肌の方は、色素が定着しにくい傾向があります。長期的にきれいな色を保つためには、定期的なメンテナンスが必要です。

 

アートメイク色素の持続性

アートメイクの色素は、施術から約1〜3年かけて徐々に薄くなっていきます。ただし、使用された色素の種類や肌質によっては、10年以上色が残るケースも少なくありません。

 

また、アートメイクの色味が、時間の経過とともに予想外の色に変化することもあります。たとえば、もともと明るかったアートメイクの色素がオレンジや赤茶色、グレー、緑などに変色することもあります。

 

アートメイク色素の特徴

アートメイクに使われる色素は、大きく分けて「無機顔料」と「有機顔料」の2種類があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

 

無機顔料

無機顔料は、酸化鉄や二酸化チタンといった天然ミネラルをベースにした色素です。肌になじみやすく、ナチュラルな仕上がりが期待できます。

 

また、発色が安定しているため、退色しても不自然になりにくいのがメリットです。金属アレルギーを除き、アレルギー反応のリスクも比較的低い傾向にあります。

 

有機顔料

有機顔料は、アゾ色素などの合成成分が使われており、鮮やかで華やかな発色が特徴です。とくにリップやアイラインなど、しっかりと発色させたい箇所に適しています。

 

ただし、退色の過程で赤みや黄みが強く残ることがあり、体質によってはアレルギー反応が出る場合もあります。

 

 

アートメイクの色でよくある失敗

アートメイクは顔の印象を大きく左右するため、色選びには慎重さが求められます。ここでは、よくある失敗パターンをご紹介します。

 

色選びで失敗する

アートメイクでよくあるのが、色選びによる失敗です。具体的には以下のようなパターンがあげられます。

  • トレンドのカラーを選んだが、自分の肌や髪の色と合わず違和感が出てしまった
  • カウンセリングが不十分で、肌の色や地眉の濃さが考慮されていなかった
  • 施術直後の濃い色を完成形と誤解し、理想と違うと感じてしまった
  • 希望より色が薄すぎて仕上がりに満足できなかった

 

色選びで失敗すると、違和感を抱いたまま生活しなければならないため、ストレスを感じる方も多いです。アーティストとしっかりすり合わせを行いましょう。

 

時間の経過で退色・変色する

アートメイクを入れた直後はきれいな色でも、時間の経過とともに退色や変色をすることがあります。具体的には以下のようなパターンがあげられます。

  • 紫外線やスキンケアの影響で色素が抜けたり、色が変化したりすることがある
  • グレーやオレンジ、緑など、予想外の色味に変化することがある
  • 時間とともに色ムラや濁りが生じ、自然さを損なう

 

アートメイクの色素は経年変化が起こることがあるため、数年経つと違和感が出るパターンもあります。

 

 

アートメイクの色選びに失敗したときの対処法

万が一、アートメイクの色選びに失敗してしまった場合、どのように対応すればよいのでしょうか?ここからは、失敗したときの代表的な対処法を紹介します。

 

メイクや前髪で隠す

アートメイクの色味が気になる場合、眉マスカラやコンシーラーで一時的に色味を調整しましょう。また、前髪で眉毛を隠すことで、アートメイクの印象をやわらげる方法もあります。

ただし、あくまで応急処置であり、根本的な解決にはなりません。

 

アートメイク除去する

アートメイクの色やデザインを一度リセットしたい場合は、アートメイク除去という選択肢があります。

 

アートメイク除去とは、レーザーを使用し色素を分解してアートメイクを薄くする方法です。除去後に新たなデザインの再施術もできます。

 

アートメイク除去を受ける際に重要なのは、除去に関して経験と実績が豊富なクリニックを選ぶことが重要です。失敗を繰り返さないためにも、信頼できるクリニックを見つけましょう。

 

 

西川式アートメイク除去の症例紹介

THE ARTMAKE TOKYOでは、独自開発の「西川式アートメイク除去法」を採用し、多くの患者様の悩みに対応しています。ここでは、実際のアートメイク除去の症例を2つご紹介します。

 

濃すぎたアートメイクの色素を自然な色味に

「眉が濃すぎて、メイクとのバランスが取れない」とお悩みだった患者様です。西川式の除去法を用いてアートメイクの色素を薄くし、ナチュラルで柔らかな眉色へと整えました。

 

緑に変色したアートメイクを除去

過去に入れた眉アートが時間の経過とともに緑色に変色してしまった患者様です。独自技術によって色素を除去し、自然な肌になじむ色味になるまで、アートメイク除去の施術を行いました。

 

施術名

西川式アートメイク除去

施術の詳細

ピコレーザーによるレーザー照射で色素を破壊し、アートメイクを薄くする施術

料金

片眉1回あたり19,800円(モニター価格)

片眉1回あたり24,800(通常価格)

※自由診療となります

施術後のダウンタイム

水疱、赤み、炎症後色素沈着、色素脱失、脱毛、痒み、腫れ、熱感、内出血、などを生じることがあります。

※個人差があります

担当医師

銀座院:西川医師、常勤医師(レーザー担当)

THE ARTMAKE TOKYOのアートメイク除去を詳しく見る

 

 

アートメイクの色選びが眉毛の印象を左右する

眉毛は顔全体の印象を大きく左右するパーツです。アートメイクの色選びによって、若々しく見えたり、逆に老けて見えてしまったりすることもあります。とくに年齢・肌の色・髪色に合わせた色素の選択は重要で、仕上がり時に違和感のない色選びが求められます。

 

アートメイクの色素は、一度入れると長期的に肌に残るものです。そのため、色味の選び方ひとつで日常の満足度や自信が大きく変わります。

 

もしアートメイクの色味に不満を感じている方は、THE ARTMAKE TOKYOに一度ご相談ください。

 

当院は、アートメイク専門クリニックとして施術から除去まで一貫して対応しております。現在まで2,000件以上の除去実績があり、経験も豊富です。

 

アートメイク入れ直しがご希望の方も専門のアーティストが、肌質・髪色・ライフスタイルに合わせた美しいデザインをご提案しています。

 

他院のアートメイク除去の失敗時も除去・再施術が可能なので、お困りの方は、まずはお気軽にご相談ください。

 

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この記事を書いた人

Dr.ダイチが所属する
医療アートメイク院

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